RealSyncは、指定された2つのフォルダーをミラーリング(複製)して同一内容にするソフトウェアです。ネットワーク上のフォルダー内容をローカルPCなどに自動的にコピーすることができるので、バックアップを簡単にリアルタイムに行うことができます。コピー時は更新されたファイルだけ確認してコピーするので高速です。システム管理者や、複数のPCを利用しているユーザーなどに適しています。
RealSyncは、タスクトレイに常駐して、自動的にミラーリングを行います。設定はとても簡単で、同期するフォルダーと同期間隔を指定するだけです。例えばネットワーク上のZドライブを更新元、PC上のC:\bakを更新先とし、更新間隔を5分にすると、5分後にZドライブの内容をC:\bakにコピーし始めます。2回目以降の更新では、変更されたファイルだけが相互に更新されます。ただし、更新先(C:\bak)でファイルを削除しても更新元(Z)のファイルは削除されません。
更新は手動でも随時実行できます。Windowsのエクスプローラーから、同期しているフォルダーを右クリックすれば、そのフォルダーだけを更新することもできます。コピーする容量が大きい場合、「更新後にWindowsを終了」にしておくと、退社前などに実行できて便利です。ただし、コピー先に同名のファイルがあっても、上書き確認のメッセージは表示されないので、フォルダー名の指定などが誤っていないか十分確認しましょう。
RealSyncは、簡単な操作で迅速にミラーリングができるツールです。動作も軽快で邪魔になりません。重要なデータや複数のPC間のバックアップに良いでしょう。
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